こんにちは。(一社)全国古家再生推進協議会 理事長 大熊重之です。本日は、「空き家になった実家を賃貸にするメリット・デメリット」についてお話しします。
大熊重之実家が空き家となっている場合、そのまま放置するのはもったいないことです。賃貸物件として活用することで、収益を得るだけでなく、さまざまなメリットがあります。しかし、同時にデメリットも存在しますので、両方を理解しておくことが重要です。
それでは、まいりましょう!
空き家になった実家を賃貸にするメリット
1. 安定した収益源
実家を賃貸物件として運用することで、毎月の家賃収入を得ることができます。特に、需要が高いエリアであれば、長期的に安定した収益を期待できます。家賃収入は、生活費や将来のための資金として活用することができます。
2. 空き家の劣化防止
空き家は、人が住まないことで急速に劣化します。定期的なメンテナンスが行われないと、建物の老朽化が進み、修繕費用が増大するリスクがあります。賃貸に出すことで、定期的にメンテナンスが行われるため、建物の劣化を防ぐことができます。
3. 防犯対策
空き家は、放置しておくと犯罪の温床になることがあります。空き巣や不法侵入などのリスクが高まります。賃貸に出すことで、人が住むことになり、防犯対策にもなります。
4. 固定資産税の軽減
空き家でも固定資産税は発生しますが、利用されていない空き家に比べ、賃貸物件として利用することで、特定の税制優遇措置を受けられる場合があります。これにより、固定資産税の負担を軽減することができます。
5. 地域の活性化
実家を賃貸に出すことで、地域に新しい住民が増え、地域の活性化につながります。新しい住民が地域に根付くことで、商店街や公共施設の利用が増え、地域経済の発展に寄与します。
空き家になった実家を賃貸にするデメリット
1. 初期費用の負担
賃貸に出すためには、リフォームやリノベーションが必要な場合があります。特に、長期間空き家だった場合、設備の老朽化や修繕が必要となることが多く、その費用がかさむことがあります。
2. 管理の手間
賃貸物件の管理には手間がかかります。入居者の募集、契約、トラブル対応、修繕など、さまざまな管理業務が発生します。これらの業務を自分で行うのが難しい場合は、管理会社に委託することになりますが、その分コストがかかります。
3. 入居者トラブルのリスク
賃貸運営において、入居者とのトラブルは避けられない場合があります。家賃の滞納、騒音問題、設備の破損など、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。これらのトラブルに対処するためには、時間と労力が必要です。
4. 空室リスク
賃貸物件として運用する場合、空室リスクも考慮する必要があります。特に、需要が低いエリアでは、空室期間が長くなり、その間の収益が得られないことがあります。市場調査を行い、適切な賃料設定とマーケティングが重要です。
5. 法的手続きの負担
賃貸物件を運営するには、さまざまな法的手続きが必要です。契約書の作成や更新、入居者の権利義務に関する知識など、法的な知識が求められます。これらの手続きを適切に行うためには、専門家の助けが必要になることがあります。
実際の成功事例
事例1: 地方都市での実家賃貸運用
ある地方都市で、両親の住んでいた実家を賃貸物件として運用した事例です。築30年の実家を50万円でリフォームし、月々5万円の家賃収入を得ることができました。初期投資額に対して安定した収益を得ることができ、地域の活性化にも寄与しました。
事例2: 都心部での高収益化
東京都内の一等地にある実家を賃貸物件として運用した事例です。築40年の古家を200万円かけてリノベーションし、月々15万円の家賃収入を得ることができました。立地の良さを活かして、高い賃料を設定することで、高収益を実現しました。
実家を賃貸にするためのステップ
1. 物件の状態確認
まず、実家の状態を確認しましょう。修繕が必要な箇所やリフォームが必要な部分を把握し、見積もりを取りましょう。専門家に依頼して、建物の状態を診断してもらうことをおすすめします。
2. リフォームとリノベーション
必要なリフォームやリノベーションを行います。賃貸需要に応じた設備や内装を整え、入居者が快適に暮らせる環境を提供することが重要です。コストパフォーマンスを重視し、過剰な投資は避けましょう。
3. 賃貸管理会社の選定
賃貸管理を自分で行うのが難しい場合は、信頼できる賃貸管理会社を選びましょう。入居者募集、契約、トラブル対応など、賃貸運営に関する業務を一括で任せることができます。
4. 賃料設定と入居者募集
市場調査を行い、適切な賃料を設定します。周辺の賃貸物件の相場を参考にし、競争力のある賃料を設定しましょう。また、入居者募集にあたっては、効果的なマーケティングを行いましょう。
5. 賃貸契約の締結
入居者が決まったら、賃貸契約を締結します。契約書には、家賃、敷金、礼金、退去時の条件などを明記し、入居者とのトラブルを防ぐためにしっかりと取り決めを行いましょう。
最後に…
空き家になった実家を賃貸にすることは、安定した収益源を確保し、建物の劣化を防ぎ、地域活性化に貢献する有効な手段です。しかし、初期費用や管理の手間、トラブルのリスクも考慮する必要があります。今回ご紹介したメリット・デメリットを参考に、実家を賃貸にするかどうか慎重に判断し、適切な準備を進めてください。皆様の賃貸運営が成功し、実家が新たな価値を持つことを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
